企業で正社員のシステムエンジニアとして働いてきた人が、独立してフリーランスになることがよくあります。
もともと独立を志向していた人も多いですが、だんだんと増えてきているのが、副業がきっかけになっているパターンです。

仕事が板についてくると、週末には余力が生まれるようになり、副業をして稼ごうとアプリ開発をしたり、クラウドソーシングを使って仕事を請け負ったりする人もいます。
新しいスキルを身につける機会にもなるので、システムエンジニアとしての将来性を高めるのにも適しています。

このような副業を始めてみると、実は自分はシステムエンジニアとして今の職場で働くよりも、別の仕事の方が合っていると気づく場合も少なくありません。

また、副業のつもりでやっていたことが意外に稼ぎになっているとわかり、本格的に取り組んだらシステムエンジニアとして正社員を続けるよりも稼げるようになるのではないかと思うようになる場合もあるでしょう。
結果として、フリーランスとして企業からやりがいのある仕事を本格的に獲得したり、より稼ぐことに成功したりしているエンジニアが増えています。

副業として取り組んできたものを本業に切り替えるだけでなく、もっと他の仕事にも手を伸ばしていくようになりやすいのも、このような形でフリーランスを始めたエンジニアの特徴です。
多種多様な仕事に手を出す楽しみを副業を通じて経験しているからであり、それに応じてスキルも幅広くなっている傾向があります。